千葉市｜不倫慰謝料の示談書

不倫問題に対応する示談書は、不倫に伴う慰謝料を受領する側でも、支払う側でも、どちら側が作成しても構いません。

どちら側で示談書を作成するかについては、特に決められたルールはありません。

当事務所における示談書作成サポートも、それぞれの側からご依頼をいただきます。

示談する当事者の双方にとって示談書による確認は意義ある手続になりますので、不倫慰謝料の支払い条件等を示談書に作成したい旨を相手へ伝えて反対されることは滅多にありません。

実際には、示談書の意味をよく理解して自ら主導して示談書の内容を定めたいと考える側が、示談書の準備をすすめていくことになります。

ただし、相手方も示談書を準備している可能性もありますので、自分の側で示談書を作成する旨の断りを事前に相手方へ入れておくと安心です。

また、事前に相手方の了解を得ておくことで、法律専門家に示談書の作成を依頼したときに、示談書の作成費用を双方で分担することも可能になります。

不倫の問題が起きたときは、大きく揉めない内に当事者の間で早目に解決してしまうことが、経済的にも時間的にも合理的であると言えます。

裁判所を利用して不倫問題を解決する方法は裁判官から公正な判断を得ることが出来ますが、そのために要する弁護士費用と長くかかる時間は当事者の双方にとって重い負担となります。

裁判するために掛ける費用と、その結果で得られる利益を比較して、どの程度のメリットを得られるかを考えてみると、簡単には裁判を選択することは出来ないことが多いものです。

いざというときは裁判で争えばよいと考えて、相手に対して感情的になって動いてしまうと、示談を成立させることができず、後悔する結果にもなりかねませんので注意が必要です。

不倫問題は双方で話し合いができる状態のうちに迅速に対応して解決することを目指します。

そのためには、感情を表に出さす、淡々と不倫問題の解決に向けたポイントを双方で調整して合意点を見出していくことになります。

示談書のお引き渡しは、案文の段階ではデータをメールで送付する方法が中心になります。

そうした示談書案のデータは、示談する相手に送付することも容易であるため、事前の調整を示談相手と行なう際にも便利です。

また、最終の完成した示談書は、データでお渡しするほか、印刷して郵送もできます。

船橋の事務所でお受け取りいただくことも可能です。できるだけご希望に沿う形で対応いたしますので、ご希望がありましたらご相談ください。

当事務所に示談書の作成依頼をいただいたときは、お申し込みをされた方にご利用料金をお支払いいただくことになります。

ただし、当事者の間で話し合い、示談の条件として示談書の作成費用を半分ずつ負担したり、不倫をして原因をつくった側が費用負担するなどを取り決めていることも見られます。

示談に向けた話し合い次第となりますが、示談書の作成を始める側がすべての費用負担をすることには必ずしもなっていません。

不倫の続いた期間が長かったり、不倫の発覚した結果として夫婦側が離婚になるときなどは、慰謝料の額が総じて高くなります。

そのことで、慰謝料の支払い義務者側が慰謝料を一括して支払えないこともあります。

こうしたときは、当事者間の話し合いにより、慰謝料を一括払いできるまでに減額をしたり、慰謝料の額は変えずに分割払いを示談の条件にすることがあります。

分割払いになるときは、期間途中で分割金の支払いが遅れたり、完全に支払いが止まってしまうリスクがあります。

そのため、そうした事態になったときの対策として、支払義務者の財産に強制執行する手続を裁判を経なくても実施できる公正証書による示談契約も行なわれます。

公正証書による示談契約は公証役場で行なうことになり、公証役場の費用負担も発生します。

公正証書による示談契約をしたいときは、当事務所においてもサポート対応しています。お手続き、ご利用条件など詳しいことについては、お問い合わせください。

お忙しい方は、ご利用料金のお支払いをクレジットカートで行なうこともできます。

米国ほか世界中で利用されているペイパル（PayPal）により、パソコンやスマートフォンへのメール請求によって、ご自宅ほかどちらからでも、ご利用料金をクレジットカードで簡単に決済いただくことができます。

ペイパルは安全な決済システムであり、当事務所にカード情報を知られることもありません。お急ぎの示談書作成のご依頼のときなど、便利にご利用いただくことができます。