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離婚原因にもなります
夫婦には、互いに、相手へ性交渉を求める権利があり、それに応じる義務もあるとされます。
理由なく性交渉を拒否し続けると、夫婦関係を円満に維持することに支障も生じます。
夫婦の間に自然に性交渉が生じている限り問題となることはありませんが、仮に一方が性交渉を拒み続けると、他方は深く悩むことになり、離婚を考える事態にまでなりこともあります。
男女間のコミュニケーションとして、最初は仲良く話し合うことで交際が始まります。
そして、一緒に食事をする機会を持つようになり、仲が深まってくると、いずれ性交渉を持つようになることが一般的な男女関係に見られます。
このように、性交渉は、男女間における愛情の進展する段階として高いレベルの行為になります。
もちろん、個人差はありますので、違った形で関係が進展することもありますが、一般的な認識として考えられているものと思います。
このことは、婚姻関係においても変わらないものであり、夫婦として婚姻生活をおくるなか、性交渉は日常的に行なわれるものになります。
つまり、仲のよくない夫婦でなければ、ある程度の性交渉があるものと考えます。(※年齢、健康状態によって必ずしも、すべての夫婦がそうであるとは限りませんし、性交渉しないことに双方の合意があることもあります。この場合にまで性交渉が必要であるとは考えません。)
このことから、性交渉は必要ないという夫婦間の合意がないにもかかわらず、長期にわたって夫婦の間に性交渉がないことは、離婚原因として認められることがあります。
結婚してから3か月間にわたり一回の性交渉もなかったために離婚となったケースでは、性交渉に応じなかった夫に対して500万円の慰謝料支払い義務が認められた裁判例があります。
性に対しての考え方については、個人差、男女差もあるところで、難しいこともあります。
ただし、夫婦として生活をする以上は、夫婦生活を円満に送るために性交渉の在り方についてお互いに共通認識を暗黙のうちに持っているものと考えます。
最近では、性交渉に積極的でない若い夫婦もある一方で、壮年夫婦でも性交渉が維持されているケースもあるため、夫婦に一律的な基準を設けて議論することは難しいと考えます。
しかし、現実に離婚原因として認められることもありますので、軽く考えることも危険です。
夫婦の会話の中で普段から自然な形で相手の感触をつかむことができれば良いのですが、時には話し合いをすることも必要なときがあるかもしれません。
夫婦の性的な結びつきは、夫婦の基本的なところであり、性的不能や不妊なども、夫婦の間で問題となると、離婚原因として認められることもあります。
当事務所では、これまで協議離婚に際しての夫婦間の離婚契約書(離婚 公正証書など)を多く作成してきています。
その契約書の作成にあたっては、ご依頼者の方から、離婚することになった理由なども、お話としてお伺いする機会があります。
夫婦の一方側に明確となる離婚原因(不貞行為、暴力、借金問題など)がない協議離婚であっても、夫婦それぞれに相手方に対して何らかの不満は必ずあるものです。
その夫婦における不満の一つとして、夫婦として性交渉がなくなったということを、これまでに少なからず聞いてきました。
性交渉がなくなったことが理由で夫婦が不仲になってしまったのか、不仲によるために自然的に性交渉がなくなってしまったのかは、明確にならないかもしれません。
ただし、離婚することを決意するに至った理由の一つに、夫婦に性交渉がなくなったということがあることも事実なのです。
夫婦の間に子どもが生まれると、妻側は子どもの監護に忙しくなります。日常の家事労働に加えて子どもの監護をすることは大変に大きな負担となります。
また、子どもの監護をしながら仕事に就いている妻も少なくありません。こうしたとき、妻側にかかる負荷は相当に大きくなっています。
精神的、肉体的に疲れていると、妻側も性交渉に応じる意欲が低くなるときがあります。
このような時期には、夫側も家庭内における仕事を妻と分担することで、妻にかかる負担を軽減することも、夫婦の関係を円満にしていくことにつながります。
不貞行為は裁判上の離婚原因になりますので、不貞行為をした側は、相手側から裁判によって離婚請求を受けることもあります。
また、不貞行為をした配偶者は相手配偶者側に対して不法行為をしたことになりますので、離婚の有無に関係なく、慰謝料を支払う義務も生じます。
このような不貞行為が良くないことは明白な事実なのですが、不貞した配偶者からは、不貞行為をした理由の一つに他方配偶者がまったく性交渉に応じないからそうなったのだという話を聞くことがあります。
もちろん、このような言い訳によって不貞行為をしたことが許されることにはなりませんが、夫婦の様々な状況によっては心情的に理解できなくもないことがあるものです。
夫婦の一方側が性交渉を長く拒絶する状態が続くことで、夫婦の関係が徐々に悪くなって、その結果として最悪の事態が起きてしまう典型的な例であるように思います。
「夫婦には外から伺うことのできない悩みのあることがあります。」
夫婦間のコミュニケーションの一つが性交渉であると言えます。
しかし、人間は高等動物であり、動物的な行動以外にもコミュニケーションをとる方法を知っています。
したがって、性交渉がなければ必ずしも夫婦としての共同生活を維持することができないとは言えません。
どのようなコミュニケーションの方法が夫婦の関係を良好な状態に維持できるかは、それぞれの夫婦によっても違うと思います。
夫婦の一方側が性交渉を拒絶するのであれば、拒絶する理由、その原因が何であるかを確認することが大切になります。
身体の調子が良くないために一時的な拒絶であるのか、それとも性交渉が好きでなくなったのか、何らかの理由があるはずです。
まずは、夫婦の話し合いにより、少しずつでも、円滑なコミュニケーションをとって行けるようになることが問題を解決していく第一歩になると考えます。
一般に言われることですが、夫側は妻側の話しを十分に聴かないことがあります。
妻の話をよく聴いていると、妻が考えていること、欲していること、嫌なことなどが自然に分かってくるものです。
たまには妻の話をゆっくりと聴けるような時間をつくる工夫をしてみるのも、夫婦の関係を維持していくために効果的です。
また、妻側も、夫のことを大事にすることで、自然に関係が良いものに変わっていくことを感じるものです。
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