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不倫・浮気の起きるリスクが高くなります
会社員であれば、勤務先から転勤を命じられると、それにしたがい単身赴任することは仕方がないことです。でも、単身赴任により夫婦の間における意思の疎通は弱まります。
そして、単身赴任した側は、新たに始まった一人暮らし生活に精神的な解放感を得られることもあって、単身赴任の期間に不倫・浮気が起こりやすくなります。
もし、単身赴任した配偶者が不倫・浮気をしている事実を見付けたときには、直ちに適切な対処をしておくことが必要になります。
単身赴任は不倫・浮気の起きやすい環境に置かれることになります。
勤務先からの命令で単身赴任をすることは、会社員を続ける限り止むを得ないことです。
結婚をして子どもが生れ、マイホームを購入すると、その後は夫が転勤するたびに家族が一緒に引越しすることは、現実に選択しずらいこともあります。
そして、家族の側からも、本人(夫)だけが単身赴任することを求められます。
一時期でも単身赴任の生活を経験することで、家族が一緒に生活できる有り難さを知ることができ、家族の絆が強まることになるかもしれません。
その一方で、単身赴任者だけが家族の共同生活から抜け出すことになり、家族との関係が弱くなる状況に置かれ、そこで精神的な解放感に浸る面もあります。
単身赴任の生活を送ることで日常的な私生活のスタイルは大きく変わり、自分の時間を自由に使えるようになります。
そうしたとき、単身赴任者が、一人暮らしの解放感から不倫・浮気に向かうことも起きます。
一般に、単身赴任の期間は、不倫・浮気が起きやすい環境になると言われますが、ここでは、単身赴任期間中に不倫・浮気が起きやすくなる理由を考えてみます。
自宅で家族と共同生活を送るときは、平日は通勤と仕事で終わり、休日になれば家族と一緒に過ごす時間を持つことが一般的な生活スタイルになります。
そうした生活を送っていると、自分だけで自由に使える時間が意外に持てないものです。
平日は自宅と職場を往復するだけに終わっても、休日になって一人で遊びに出かける機会を持つことはなかなか出来ないことです。
ところが、単身赴任での生活は、一般に職住近接となることが多く、平日も仕事の後に自分の時間を持てることになり、さらに休日の時間はすべて自由に使うことが可能になります。
このように単身赴任をすることで自分の時間を持ち、異性と交際することも可能になります。
結婚をして家庭人となると、家族に対して重い責任を負うことになります。
そのことは、日々の生活において家族と顔を合わせ様々なことについて会話を交わすことで、意識の中に深く根付いていきます。
満員電車での苦痛的な通勤に毎日耐えられるのも、家族への責任感が意識にあるからに違いありません。
ところが、単身赴任の生活になると、日々の生活から家族の姿がまったく無くなります。
そうした生活に慣れてくると、家族の存在を意識する機会も少なくなっていきます。
そして、徐々に家族のいない新しい生活が当たり前になってきます。
そうすると、独身と何ら変わらない生活スタイルとなり、自分の意識が家庭人から独身者へと切り替わっていき、異性と接触するときに家庭人としての自制心が失われてしまうこともあります。
夫婦は同居して生活することが基本であり、そうすることで精神的、肉体的、経済的に夫婦は一体となります。
双方の合意によって夫婦が別々に生活をすることも可能ですが、夫婦で一緒に過ごす時間が短くなると、相互の意思疎通が弱くなります。
単身赴任をすると日常的に夫婦が顔を合わせることはなくなり、遠距離の単身赴任であると、月単位でしか夫婦で会う機会はなくなります。
そうした別々の生活が続いていくと、相手の生活実態が見えなくなり、夫婦としての一体感は当然ながら徐々に弱まっていきます。
単身赴任の継続による生活が続くと、双方が相手のいない生活スタイルが固まってくるため、別居して間もない頃には不自由と感じたことでも、それが慣れてくると当たり前になって気にならなくなります。
そうした生活に慣れると、たまに一緒にいるときに違和感を感じるまでになります。
単身赴任期間を終えて自宅に戻った人から聞くことに「戻ってきたら自分の居場所が家庭にはなくなっていた」ということです。
単身赴任は、長期化することで夫婦の関係性を変えるまでになります。
会社員の三食は、自宅で朝食をとり、職場周辺又は外出先で昼食を済ませ、夕食は帰宅してからとるか、同僚などと一緒に飲食して済ませることが一般的です。
単身赴任になると、普通には自宅で夕食をとる機会が減ります。
仕事を終えて自宅に戻ってから一人だけで食事をとることに、寂しさを感じるものです。
そうすると、仕事の後に同僚らと一緒に飲食する機会が増えていくことになり、そうした付き合いがない日であっても、習慣から一人で外食するようになります。
そうした生活を続けていると、外で親しい異性ができる機会も増え、さらに本人に異性を求める意識があれば、そうした機会はさらに増えることになります。
単身赴任の期間は、夫婦で性交渉を持つ機会が極端に少なくなります。
若く性欲の旺盛な人であると、配偶者を裏切る気持ちがなくとも、性欲の対象として異性との交渉を求めることがあります。
そうしたときに風俗店を利用することもできますが、身近に気の知れた異性がいれば、その人と不倫・浮気の関係を結んでしまうこともあります。
相手は誰でも構わないという訳ではありませんが、単身生活に慣れて自制心に緩みが出てくると、そうしたことになってしまうことがあります。
結婚をしていても異性に対して高い関心を持っている人があります。
そうした人にとって単身赴任は、配偶者からの目を気にすることなく異性と自由に交際できるチャンスになります。
単身赴任者の生活は外観上は独身者と違いはありませんので、異性との交際を求める単身赴任者には自分を独身であると偽って異性に接近して交際することもあります。
その交際相手は自分の相手が既婚している事実に直ぐには気付きませんので、性的関係を伴う交際が続くことになります。
こうした独身と偽って性的関係を持つことは、法律上では「貞操権の侵害」として不法行為に当たるため、既婚である事実が発覚したときに男女の間でトラブルが発生します。
夫婦で共同生活をしていると、一方に何か変化の起きたときは他方がその変化に気付きます。
そうした変化を読み取ることができるのは、毎日を一緒に暮らすことで日常の行動を感覚的に身に着けて知っているからです。
ところが、単身赴任で別居生活をしていると、相手の標準的な日常生活が分かりませんので、相手に起こった生活等の変化に気付くことが難しくなります。
また、変化に気付いても、離れて生活していることで自分で調べることが容易でありません。
こうしたことから、単身赴任者が不倫・浮気をすることがあっても、その事実に気付くまでに期間がかかります。(あるいは、ずっと気付かないままになるかもしれません。)
単身赴任期間は、単身赴任者に不倫・浮気が起きやすい環境にありますが、一方で留守を預かる側も同様に不倫・浮気の起きることが見られます。
配偶者が長期にわたり自宅を留守にすることで、家庭の生活状況は変わります。
夫婦というものは、一緒に居ることで相手の存在を意識の中に置くことになります。
自宅に常に配偶者がいない環境に置かれると、本人の異性に対する意識に変化が生じることになり、身近の親しい関係にある異性と交際を深めることになりやすいと言えます。
そして、親密な関係から性的関係を持つことに、配偶者と顔を合わせないため、罪悪感を意識することも弱まると言えます。
夫婦は別居して生活を続けると、どうしても関係が希薄になってくるものです。
そうしたことから、夫婦双方にとって不倫・浮気のリスクが高まることになります。
単身赴任している配偶者が不倫・浮気をしている事実が判明したときは、速やかに不倫相手が誰であるか特定したうえで、必要となる対応をすすめなければなりません。
不倫相手の情報は、配偶者から聞きだす方法が最も効率良く事実を知ることができます。
不倫した配偶者側に離婚したい意思がなければ、配偶者が不倫した事実と不倫相手の情報を話すことが多くあります。
専門調査機関を利用して調べることもできますが、通常では利用料金が高額になることから、裁判する予定がなければ、自分で対応できる範囲内で調べておくことが多いです。
もし、専門調査機関を利用するときは、不倫相手を特定してから、その不倫相手に対して慰謝料請求することで調査費用を回収することを考える方があります。
なお、配偶者に不倫・浮気が見付かっても離婚しないときは、慰謝料請求することよりも、婚姻関係を維持していくことに重きを置いた対応が取られることになります。
不倫を見付けた配偶者は、配偶者の不倫相手へ慰謝料を請求することが多く見られます。
不倫の事実と不倫相手が判明したときは、不倫・浮気の関係を速やかに解消させることが一番はじめに行なうべき対応になります。
まずは、夫婦の間で話し合い、配偶者に不倫・浮気を止めることを約束させます。
そして、次に不倫相手に対しても不倫・浮気交際の中止・解消することを誓約させます。
その誓約の中では、再び不倫の関係を持ったときには当事者で事前に合意した違約金を支払うことも確認しておくことも見られます。
また、不倫・浮気をしたことに対し慰謝料の支払いを求めることもできますので、配偶者との話し合いを踏まえながら、慰謝料請求について対応を考えます。
なお、婚姻関係を続けることを優先し、不倫相手には慰謝料請求しないこともあります。
不倫相手も結婚していたり、仕事上で関係する相手であるときには、ある程度の配慮を要することもあるためです。
不倫相手の事情を考慮することなく慰謝料を請求してしまうと、その結果によっては配偶者に対し悪い影響を及ぼすこともあるためです。
その反対に、不倫相手に慰謝料請求することが配偶者へ影響しないことが確認できるときは、不倫相手だけに対して慰謝料を請求することも多く行なわれます。
なお、不倫の発覚したことで離婚する前提であると、配偶者と不倫相手の両者に対して慰謝料請求することが一般に行なわれます。
不倫・浮気が起きる原因は、単身赴任であったことだけが原因と言えませんが、一つの契機になることがあると言えます。
単身赴任の終了する時期にもよりますが、不倫・浮気の問題が夫婦の間に起きた後は、夫婦であらためて同居することを考えることもあります。
夫婦のどちらともが住居を変えることが仕事の都合上で無理であったり、子どもが受験の時期に当たるときは、無理に同居することが現実には厳しいかもしれません。
しかし、夫婦で共同生活することを最優先させるならば、そのほかのことに影響が出ることになっても仕方ありません。
あとで修復したり、取り戻すことが可能であることは後回しに、壊れてしまっては困る大切な夫婦の関係を守るため、最善の対応をとることがやむを得ないこともあります。
別居しながらでも夫婦の関係を修復することも可能ですが、そうした対応は十分でないと考える方もあります。
不倫問題が起きたことで壊れかけた夫婦の関係を立て直すため、単身赴任を解消するための人事異動を勤務先に対し要望を出す事例もあります。
そうした対応も含めて、夫婦でよく話うことが大切な時期になっていると考えます。
夫婦の間に不倫・浮気の問題が起きなくても、どちらか一方側の単身赴任が契機となって夫婦の関係が変化していくことがあります。
夫婦の関係は常に良好な状態にあると限らず、結婚してから長く共同生活を続けていても、ちょくちょく口喧嘩をする夫婦は沢山あります。
そうした夫婦でも婚姻生活を続けられるのは、一緒に暮らし続けることによって、夫婦の関係が自然に修復される調整機能が働くことになるからであると考えます。
不規則に喧嘩する事態が起きても、それは長く続いてきた生活の中では些細な出来事にしか過ぎず、時間の経過によって元の生活、夫婦の関係に戻っていくのです。
つまり、意識をしなくても、夫婦としての型ができあがっているため、不倫・浮気などの大きな問題が起きない限り、簡単には壊れることがありません。
ところが、別居の期間が長くなっていくと、夫婦の間における調整機能が失われていき、双方の考えにズレが生じても自然に修復できる調整が効かないのだと思います。
長く別居生活をしている方からは「結婚していることを忘れてしまう」と言われますが、単身赴任の期間が長くなった夫婦では、そうした関係になってしまう可能性のあることに注意が必要です。
夫婦の関係が希薄化することを感じるようであれば、単身赴任の続く期間においても夫婦の交流を深める努力をしていくことも大切になります。
単身赴任中の不倫・浮気
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